ドーパ

ドーパとは

ドーパ(Dopa)とはアミノ酸の一種で、幸福感を司る脳内ホルモンのひとつであるドーパミンの生体内前駆物質です。ジヒドロキシフェニルアラニンという別名を持っています。

血中から送り出されたチロシンがチロシナーゼという銅含有酵素によって酸化されることによってドーパに変換します。さらにドーパは、ドーパキノンとなって代謝されます。

ドーパが変換して作られたドーパキノンは、酸化を自動的に起こし、インドール化合物に変化し、互いに結合することで、メラニンの一種であるユーメラニンが合成されます。

また、ドーパキノンがシステインと結合すると5-S-cysteinyl dopa(5-S-CD)へと変化し、重合して、赤毛などの色素であるフェオメラニンが合成されます。

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